【ポケカ】「レギュ落ち」とは?レギュ落ち予定のDマークカード一覧~Dレギュ環境の中心カードたち~

バトル情報

ポケモンカードバトルではレギュレーション制を採用していて、一定期間が経つとレギュレーション変更によって使えなくなるカードが出てくるシステムが採られています。

現状では「Dマーク」以降のカードしか使えないのですが、レギュレーション変更がなされると「Dマーク」のカードは使えなくなり、「Eマーク」以降のカードだけでバトルをすることとなります。

このように「Dマーク」のカードが「レギュ落ち」してしまうので、それまでに「Dマーク」以外のカードでバトルをすることを考えなければなりません。

今回の記事では、次回のレギュ落ちによって使えなくなってしまうDマークカードの中から現環境で使用率の高いカードをまとめてみました。

Dマークがレギュ落ちして使えなくなる時期が近づいていますので、ポケカバトルでよく使用されているDマークのカードを把握して、次の環境に備えておきましょう。

ポケモンカードバトルの「レギュ落ち」とは?

ポケモンカードバトルでは、スタンダードとエクストラという2つのレギュレーション(ルール)が設けられています。

スタンダードレギュレーションは、ポケモンカードの左下にあるマーク(A、B、C、D、E、F)の中から一部しか使用できないというルールです。

現状では、A~Cマークのカードは使用できず、Dマーク以降のカードのみを使ってバトルをするということになっています。

一定期間経つと、レギュレーション変更によって、新しく使用できないマークが追加されます(次回はDマークが使えなくなります。)。

このように、レギュレーション変更によって使えなくなってしまうカードが出ることを「レギュ落ち」すると表現されます(「スタン落ち」とも言います。)。

エクストラレギュレーションは、マークなどは関係なく「BW」シリーズから最新のカードまで全て使用できるルールです。レギュレーション変更は関係ありません。

なお、公式大会の多くはスタンダードレギュレーションで開催されることになるので、レギュ落ちによって使えなくなるカードが出ることはかなりの環境変化を生むこととなります。

Dマークカードのレギュ落ちはいつ?

では、Dマークのカードがレギュ落ちによって使用できなくなるのはいつでしょうか?

過去のレギュレーション変更日は次のような感じです。

過去のレギュレーション変更日

Aマーク:2019年11月29日

Bマーク:2021年1月22日

Cマーク:2022年1月13日

過去のレギュ落ち日を見ると、およそ1年間隔でレギュレーション変更がなされていることがわかるので、おそらくDマークがレギュ落ちするのは2023年1月頃と予想されます。

2022年6月時点では、公式からレギュレーション変更の発表はありません。公式発表があれば再度ブログ内でご報告しますので定期的にチェックしてください。

バトル環境で使用率の高いレギュ落ち予定のDマークカード一覧

現環境(大会に限らず)で使用されるレギュ落ち予定のDマークカードを一覧でまとめます。

レギュ落ち予定のDマークカードリスト

【ポケモン】

  • ジメレオン、インテレオン
  • チラチーノ
  • ガラルジグザグマ
  • ガラルマタドガス
  • クロバットV
  • ジュラルドンV
  • ザシアンV
  • ムゲンダイナVMAX

【グッズ】

  • クイックボール
  • しんかのおこう
  • 回収ネット
  • ふつうのつりざお
  • メタルソーサー
  • たっぷりバケツ
  • スマホロトム
  • ともだちてちょう
  • ポケギア3.0
  • すごいきずぐすり
  • ツールスクラッパー

【グッズ(ポケモンのどうぐ)】

  • ふうせん
  • 大きなおまもり
  • タフネスマント

【スタジアム】

  • トレーニングコート
  • ガラル鉱山

【エネルギー】

  • スピード雷エネルギー
  • ハイド悪エネルギー
  • パワフル無色エネルギー
  • オーロラエネルギー
  • キャプチャーエネルギー

下で一枚ずつ紹介していきます。

レギュ落ち予定のDマーク【ポケモン】カード

次回のレギュレーション変更によって使用できなくなるDマークのポケモンを紹介していきます。

うらこうさくジメレオン、インテレオン

Dレギュ落ちのカードの中で一番影響が大きいのは『うらこうさくジメレオン』、『うらこうさくインテレオン』が落ちてしまうことでしょう。

手札から進化させたときに山札からトレーナーズカードを1枚(インテレオンは2枚)持ってこれるという汎用性が高すぎる特性「うらこうさく」が現在までバトル環境で跋扈しています。

『うらこうさくジメレオン、インテレオン』を使用したデッキは「れんげきウーラオスVMAXデッキ」、「クワガノンデッキ」、「うらこうさくアルセウスVSTARデッキ」など例を挙げればきりがありません。

現環境トップの「オリジンパルキアVSTARデッキ」でもしっかりと採用されていて、まさにDレギュレーション時代の中心にいたカードと言えますね。

Dレギュ落ちによって「うらこうさくデッキ」が環境から消え去ることの影響は計り知れず、バトル環境が大きく変化することは間違いないでしょう。

『うらこうさくジメレオン、インテレオン』が使えなくなってしまうことが、Dレギュ落ちがもたらす一番の環境変化です。

やりくりチラチーノ

『チラチーノ』は特性「やりくり」を使うことで自分の手札をトラッシュして山札を2枚引くことができるカードです。

やりくりチラチーノシステムは「バトルセンスリザードンデッキ」や「れんげきカラマネロデッキ」などいろんなデッキで使用されます。

大会で大暴れするほどのカードではないですし、『うらこうさくジメレオン、インテレオン』が流行っていたことから、『やりくりチラチーノ』がレギュ落ちする影響はさほど大きくはありません。

といっても、一部のデッキには大ダメージですし、バトルで使われる機会もしばしばありましたので、レギュ落ちするのは残念ですね。

ガラルジグザグマ

『ガラルジグザグマ』は悪ポケモンですが、悪タイプのみならずいろんなデッキに採用される汎用ポケモンです。

特性の「かんしゃくヘッド」は10ダメージを任意のポケモンに与えることができるのでダメージ調整役としての活躍が目立ちます。

あと10足りない、、、みたいな場面でぶっ刺さるので、使いどころを選びますが強いカード。

複数枚採用されることは少ないですが、どのようなデッキにも1枚採用することは考えられる便利なカードなので、環境への影響も多少あると思われます。

ガラルマタドガス

『ガラルマタドガス』も便利な特性を持っていていろんなデッキに採用される強カードです。

「かがくへんかガス」は相手ポケモンの特性を無くしてしまうので、使われるとかなり面倒でいやらしいポケモン。

「ムゲンダイナデッキ」、「ドガスファイヤーデッキ」、「ヒスイダイケンキVSTARデッキ」など大会でも活躍したデッキに使われていたこともあり、レギュ落ちの影響は小さくありません。

代替できるポケモンは特にいないことから、『ガラルマタドガス』のレギュ落ちは悪タイプポケモンを中心とするデッキ全体の弱体化に繋がるといってもいいかもしれません。

クロバットV

『クロバットV』はサポートカードを使うことなく手札補充ができる優秀な特性を持つポケモンカード。

手札から場に出すだけで特性「ナイトアセット」によって手札を6枚になるようにドローできます。

場に出した後は特にワザを使うこともないのでポケモンでありながらトレーナーズのような使い方をされるカードです。

このカードも汎用性が高くほとんど全てのデッキに採用される可能性があるので、レギュ落ちで使用できなくなるのはかなり痛い。

『クロバットV』のレギュ落ち後は、サポートカードでの手札補充がより一層重要になりそうですし、できる限り事故を無くせるようなデッキ構築を考える必要性が高くなりますね。

ジュラルドンV

Vスタートデッキ収録の『ジュラルドンV』は「ハードコート」という特性が高評価で「摩天パーフェクト」収録のものよりも使用されることが多いです。

『ジュラルドンVMAX』を使用する「ジュラルドンVMAXデッキ」や「アルセウスジュラルドンデッキ」などでかなり採用されます。

『ジュラルドン』を使用したデッキは大会でもなかなかの使用率があるので、レギュ落ちによって『ハードコートジュラルドンV』が使用できなくなるのは痛手。

ただ、『ジュラルドンVMAX』がレギュ落ちするわけではないですし、進化前のポケモンが変わるだけなのでそこまで大きな影響はないかもしれません。

(『ジュラルドンVMAX』はEマーク)

ザシアンV、ザマゼンタV

『ザシアンV』と『ザマゼンタV』 は最近の鋼タイプの中では割と使われていたポケモンという印象があります。

「スピードザシアンデッキ」というデッキが流行り大会でも使用されることがありましたし、環境のトップとは言わずとも、優秀なデッキとして人気がありました。

最近ではあまり使用されることもなくなりましたが、使いやすくて安定して強いデッキなので、レギュ落ちしてしまうのでとても残念ですね。

ムゲンダイナVMAX

『ムゲンダイナVMAX』は自分のバトル場を8体に広げる特性を持っていて、ポケモンを出していくだけで簡単に火力を出すことができるカードです。

「ムゲンダイナデッキ」は悪タイプのデッキということもあり、長らくバトル環境のトップに君臨する「ミュウVMAXデッキ」に強く立ち回れるため、大会でもよく見られました。

「ムゲンダイナデッキ」は最近こそ、競技環境で見かけることは少なくなりましたが、それでもまだ使用している人がいる強いデッキです。

レギュ落ちの結果として「ムゲンダイナデッキ」が大会から消えてしまうのは残念ですが、そこまで環境に与える影響は大きくないでしょう。

それでもポケモンを持って来て場に出すだけというシンプルな戦い方で使いやすいので、レギュ落ちしてしまうのは悲しいですね。

レギュ落ち予定のDマーク【グッズ】カード

次に、グッズカードの中からレギュ落ちしてしまうDマークのものを紹介していきます。

正直、環境の中心にあるカードが盛りだくさんなので、レギュ落ちの影響がかなり大きいと思います。

クイックボール

『クイックボール』はデッキからポケモンを持ってくるボール系のグッズの中で、現環境においてトップの採用率を誇るカードですね。

どんなデッキでも3~4枚採用されることが多く、デッキ構築は『クイックボール』を入れることから始まるといっても過言ではありません。

それだけにDレギュ落ちで『クイックボール』が使用できなくなることの影響はとんでもないです。

代替手段として考えられるのが『ハイパーボール』、『モンスターボール』、『ふかそうち』、『レベルボール』などですが、『クイックボール』ほどの使い勝手の良さはないのでどうなるのか、、、

『クイックボール』がマーク更新(現在はDマークであるが、Fマークとして再登場ということ)で再録される可能性も低そうですし、一時期噂されていた『ネストボール』の再録もなさそうな予感。

『クイックボール』のレギュ落ちはバトル環境にかなりの影響を与えると想定されるので、早いうちから対策を考えた方が良さそう。

しんかのおこう

『しんかのおこう』も『クイックボール』と同様にどんなデッキにおいても複数枚採用される超汎用カードです。

『クイックボール』がたねポケモン、『しんかのおこう』が進化ポケモンを手札に持ってくることができます。

基本的には、たねポケモンより進化ポケモンの方がデッキに入れる数が少なく、自引きするのが難しくなるため『しんかのおこう』で持ってくることが有効になります。

現状だと代替カードとしては『ハイパーボール』が筆頭になると思いますが、手札から2枚トラッシュする必要があるのでデッキを選ぶかもしれません。

『しんかのおこう』のレギュ落ちもかなりの影響があるのは間違いないでしょうね。

回収ネット

『うらこうさくジメレオン、インテレオン』が採用されるデッキには必ず採用される有用なグッズカード。

『ジメレオン』や『インテレオン』を回収ネットで手札に戻して「うらこうさく」を使いまわすコンボでデッキの回転を高めることができました。

『クイックシューターインテレオン』を回収することで、相手にダメージを重ねる戦法も見かけることが多くありますね。

他にも、「レジギガスデッキ」、「ターボパルキアデッキ」など主に非ルールのポケモンを採用するデッキには幅広く採用されて活躍していました。

とにかくバトル環境において相性の良いカードが多く汎用性の高いカードだったので、レギュ落ちすることでいろんなデッキ、バトル環境に影響が出そうです。

ふつうのつりざお

『ふつうのつりざお』は自分のトラッシュのポケモンと基本エネルギーを各2枚山札に戻すことができるグッズ。

ポケモンがトラッシュに落ちでも使いまわすことができるので、特に非ルールのポケモンを中心とするデッキでの採用が多く見られます。

最近ではPJCSで優勝した「レジギガスデッキ」でレジたちを使いまわすために4枚採用されていましたね。

『ふつうのつりざお』の代替手段として『レスキューキャリー』の使用率が上がることが予想されますが、完全に代替できるわけではないのでレギュ落ちの影響は大きいです。

メタルソーサー

『メタルソーサー』はトラッシュに落ちている鋼エネルギーを場のポケモンに付けることができるグッズカード。

鋼エネルギーの供給ができるので、「ザシアンVデッキ」や「オリジンディアルガデッキ」など、鋼エネルギーを軸に戦うデッキには必ず採用されるグッズカードです。

鋼ポケモンのデッキは今こそ不遇な時代と言えますが、過去には大会で活躍することもありましたし、バトルで使用する人もいまだに多いです。

『メタルソーサー』のレギュ落ちが大会環境に影響を与えることはあまりありませんが、鋼ポケモンデッキがより活躍しづらい状況にはなるでしょう。

たっぷりバケツ

旧環境トップだった「はくばスイクンデッキ」や現環境トップの「オリジンパルキアVSTARデッキ」など、水タイプのデッキでの採用が多いグッズ。

水エネルギーを2枚持ってくることができるので、エネ回収や山札圧縮として使用できるのが強いところです。

水デッキでの採用が多い『うらこうさくジメレオン』、『インテレオン』とも相性が良いカード。

『たっぷりバケツ』を使用後、『かがやくゲッコウガ』や『クイックボール』などで手札から水エネルギーをトラッシュして、『メロン』や『オリジンパルキアVSTAR』などでトラッシュからポケモンに付け直すというムーブに繋がるのが強い。

ポケギア3.0

『ポケギア3.0』はサポートカードをサーチできて、デッキの安定性を上げることのできる使用率の高いグッズカードです。

代表的な例だと、ダークファンタズマ発売当時「アルセウスジュラルドンデッキ」が大会で結果を残していたのですが、『ポケギア3.0』はそのデッキにも複数枚採用されることが多くありました。

サポートカードを探すことができるかなり汎用性のあるカードなので、もちろん他のデッキにおいても採用候補として考えられます。

『ネオラントV』などサポートカードを持ってくる手段は他にも考えられるので、レギュ落ちしてもそこまで大きな影響はないかもしれませんが、使い勝手の良いカードなだけに多少はデッキ構築の幅に影響するかもしれませんね。

すごいきずぐすり

『すごいきずぐすり』はポケモンのHPを大回復できるグッズです。

「ハピナスVデッキ」や「パッチラゴンVMAXデッキ、「イシヘンジンVMAXデッキ」など耐久デッキにはマストと言っていいほど確実に採用されていました。

「ハピナスミルタンクデッキ」や「アルセウスジュラルドンデッキ」など大会で活躍しているデッキにおいても採用されるのでレギュ落ちでバトル環境に影響がでること必至ですね。

現状、回復系のグッズカードと言えば『すごいきずぐすり』なので、HP回復を中心とする戦術のデッキを使っている場合には、レギュ落ち後の対応を迫られます。

ツールスクラッパー

環境デッキでそこまで採用が多いカードではありませんが、ポケモンのどうぐを一度に2枚もトラッシュできる便利なカードです。

たまに1、2枚採用しているデッキを見かけることもありましたし、『こだわりベルト』や『大きなおまもり』など強いポケモンのどうぐが増えている現状では刺さる場面も多いでです。

とはいえ、『ツールジャマー』というカードでもポケモンのどうぐ対策はできますし、『ツールスクラッパー』のレギュ落ちによる影響はそこまで大きくはないでしょう。

スマホロトム

『スマホロトム』はサーチカードとして使用されるグッズです。

環境トップクラスの「ミュウVMAXデッキ」との相性が良く、採用率もかなり高いカードになっています。

そこまで多くのデッキで採用されるカードではありませんが、「ミュウVMAXデッキ」という環境デッキの他にも採用されるケースはあります。

『スマホロトム』のレギュ落ちが直ちにバトル環境に大きな影響を与えることはありませんが、「ミュウVMAXデッキ」の構築が変わることにはなりますね。

ともだちてちょう

『ともだちてちょう』は自分のトラッシュに落ちているサポートカードを2枚まで山札に戻すことができるグッズです。

サポートカードを使いまわすことができるので複数枚採用されることは少ないですが、1枚採用されることはよくある汎用性のあるカードです。

『ボスの指令』や『マリィ』、『メロン』、『ダンデ』など、1バトルで複数回使う機会のあるサポートカードは多いので、それをもう一度使う機会を作ることができるという点がかなり強い。

『ともだちてちょう』を採用すればサポートカードの枠も少し減らすことができ、他のカードの採用も考えることができるようになるのでデッキ構築の幅も広がります。

『ともだちてちょう』もDマークでレギュ落ちしてしまうのはかなり痛いのですが、現状は対応策としてはサポートカードの数を増やすことくらいですね。

レギュ落ち予定のDマーク【グッズ(ポケモンのどうぐ)】カード

レギュ落ちしてしまうDマークのグッズの中からポケモンのどうぐを紹介していきます。

数は多くないですが、環境でもトップクラスに採用される汎用カードがあるのでレギュ落ちの影響は大です。

ふうせん

『ふうせん』は環境デッキのほとんどすべてに入っているといっても過言ではないほど採用率の高いカードです。

『ふうせん』を付けることによって、そのポケモンのにげるためのエネルギーが2個減るので、ほとんどのポケモンがノーコストでバトル場からベンチに逃げることができます。

『ミュウ(ふしぎなしっぽ)』のように、バトル場で特性を使うタイプのポケモンととくに相性が良く、特性を使ってすぐにベンチにひっこめるという動きが使えます。

『ふうせん』のレギュ落ちの影響はかなり大きく、代替手段として『ポケモンいれかえ』などの入れ替えカードを多めに採用することが一番考えられます。

大きなおまもり

『大きなおまもり』は付けたポケモンのHPを30増やすことのできるカードです。

後ほど紹介する『タフネスマント』と異なり、VMAXやVSTARをはじめとする進化ポケモンでも装備できるためより汎用性の高いカードになっています。

『こだわりベルト』などポケモンのダメージを上げるカードが増えていてワンパンされることも多いので、耐久力を上げるカードの需要はかなり高いです。

環境デッキにも採用されることがかなり多いのでレギュ落ちしてしまうことがもたらす影響は非常に大きいと思います。

タフネスマント

『タフネスマント』はたねポケモンのHPを50アップするポケモンのどうぐです。

「はくばスイクンVデッキ」が流行っていた頃は、『スイクンV』に『タフネスマント』を持たせて耐久力を上げる戦い方がよく見られました。

また、その他には「ザシアンVデッキ」でも採用されていましたね。

最近では、VSTARポケモンやVMAXポケモンが多くなったので、『タフネスマント』よりも『大きなおまもり』の方が汎用的で使う機会が多くなっています。

『大きなおまもり』と『タフネスマント』の両方がレギュ落ちしてしまうということで、より攻撃に特化した構築が増えることになりそうですね。

レギュ落ち予定のDマーク【サポート】カード

サポートカードの中からバトルでよく使われるレギュ落ち予定のDマークカードを紹介していきます。

マリィ

手札補充できるサポートカードと言えば『マリィ』と『博士の研究』であり、これらのサポートカードを複数枚デッキに採用するという状況が長く続いていました。

もっとも、『博士の研究』はレギュ落ちすることなく使えますし、非エクのデッキでは『シロナの覇気』や『シバ』の方が手札補充には向いています。

また相手とのサイドレースの負けているときの一発逆転を狙うカードとしては『ツツジ』なんかもかなり使えます。

どんな場面でも役立つ『マリィ』がレギュ落ちで消えてしまうのでなかなかに痛いですが、代替できるサポートカードは多くあるのでうまくデッキを構築したいですね。

レギュ落ち予定のDマーク【スタジアム】カード

レギュ落ち予定のDマークのスタジアムカードを紹介していきます。

スタジアムカードは代替手段がかなり限られるのでレギュ落ちしてしまうのがとても痛いです。

トレーニングコート

『トレーニングコート』は1ターンに1度、トラッシュにあるエネルギーを回収して手札に戻すことができるスタジアムカード。

『トレーニングコート』をデッキに採用することでエネルギー不足になる事故をかなりの確率で防ぐことができます。

また、トラッシュされたエネルギーカードを再利用することができることから、デッキに採用するエネルギーカードの数を減らせるという点でデッキ構築の幅が広がるメリットもあります。

1枚で何度でもエネルギーを再利用できるチャンスがある便利なカードなので、Dレギュ落ちで使えないのは割とつらい。

現環境で『トレーニングコート』を採用するデッキもかなり多いので、レギュ落ちの影響が大きいカードのうちの一枚ですね。

ガラル鉱山

『ガラル鉱山』はお互いのポケモンが逃げるのに必要とするエネルギーを2個増やすスタジアムカードです。

「リーフィアVMAXデッキ」や「ムゲンダイナデッキ」など活躍するデッキは多いです。

再録が期待されていたのに叶わなかったことで、スタジアムカードの中でもかなりの高額カードとなってしまいました。

大会環境ではそこまで見かけることは多くないのですが、バトルで使用されることは割とありますので、レギュ落ちが無影響というわけではありません。

レギュ落ち予定のDマーク【エネルギー】カード

エネルギーカードの中でもレギュ落ち予定のDマークカードはたくさんあります。

今ある特殊エネルギーはほとんどレギュ落ち予定なので現在バトルで使っている人は気を付けましょう。

スピード雷エネルギー

『スピード雷エネルギー』は雷ポケモンに付けたときに山札から2枚ドローできる特殊エネルギーカードです。

雷デッキのドローソースとしても使うことができるので特殊エネルギーの中でも割と採用率の高いカードです。

最近では、「レジギガスデッキ」の『レジエレキ』に付けるために採用されたりもしていました。

レギュ落ちによって大きく影響があるわけではありませんが、雷タイプのデッキは他のドローソースを増やす必要がありますね。

ハイド悪エネルギー

『ハイド悪エネルギー』は、悪タイプのポケモンの逃げるエネルギーをなくす効果のある特殊エネルギーです。

「ゲンガーVMAXデッキ」や「ムゲンダイナデッキ」など悪タイプの様々なデッキで採用が見られました。

最近の大会では『ハイド悪エネルギー』を採用したデッキが活躍する機会はそこまで多くないのですが、それでも悪タイプデッキをバトルで使用する方はまだいます。

『ふうせん』とともにレギュ落ちしてしまうので、入れ替えカードの需要が今以上に上がる可能性がありますね。

パワフル無色エネルギー

『パワフル無色エネルギー』は「ハピナスVデッキ」や「アルセウスVSTARデッキ」など、無色タイプのポケモンを中心に戦うデッキに採用されることが多いですね。

無色ポケモンのワザのダメージを20上げてくれるので、体力の高いVMAXやVSTARポケモンをワンパンで落とす火力調整に役立ちます。

今は『こだわりベルト』が登場したので以前ほど『パワフル無色エネルギー』のありがたみを感じません。

そうはいってもレギュ落ちで無色タイプのポケモンを中心とするデッキの火力が減ってしまうのは間違いありませんので、無色ポケモンデッキの使用率への影響が多少なりともあるでしょう。

オーロラエネルギー

すべてのタイプのエネルギーとしてはたらくという効果が便利で、JCSで優勝した「レジギガスデッキ」など複数タイプのエネルギーが必要になるデッキでの採用は多いです。

『オーロラエネルギー』がレギュ落ちしてしまうと機能しなくなるデッキがあるので、似たような効果を持つ何らかの特殊エネルギーが登場するのかなと思いますが、、、

現時点(2022年6月)では何も情報がないので、レギュ落ちでバトル環境に影響が出るカードの一枚といえます。

キャプチャーエネルギー

『キャプチャーエネルギー』はエネルギーとして働く上にポケモンをサーチできる非常に便利な特殊エネルギーカード。

「いちげきウーラオスデッキ」、「クワガノンデッキ」、「レジギガスデッキ」など大会でも活躍するデッキでも幅広く採用されています。

同じような特殊エネルギーが登場することはあまり考えられないので、『キャプチャーエネルギー』を採用しているデッキは、レギュ落ちによってボール系のカードに頼る機会が増えるでしょう。

さいごに

レギュレーション変更によりDマークのポケモンカードがレギュ落ちすることで、今回紹介したような環境デッキで採用される汎用カードが使えなくなります。

代替手段を採用して同じデッキを使い続けるのか、全く別のデッキ構築を考えるのか、まさにポケモンカードプレイヤーの腕の見せ所です。

レギュレーション変更はバトル環境に大きな影響を与えることは間違いないので、今の段階でレギュ落ちを意識してデッキを考えておくと後々楽になるかもしれません。

今回の記事では紹介しきれませんでしたが、『マホイップVMAX』や『イシヘンジンVMAX』などそれなりにバトルで使用されていたDレギュのカードはあります。

それらのカードが使用できなくなるというのは残念ではありますが、環境が変化すると新鮮な気持ちでポケモンカードバトルを楽しむことができるので、心機一転、いろんなカードを見直して強いデッキを見つけましょう!

このブログでは新パックの情報やカードの評価などDマークカードのレギュ落ち後でも使えるカードのお役立ち情報を発信していますので、ぜひ定期的にチェックしてくださいね!

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