「きままにおよぐデッキ」は拡張パック「ロストアビス」で新たに登場したコンセプトデッキ。
非ルールのポケモンを中心に戦うデッキでVSTAR環境の中で早速ジムバトルで優勝するなど大会で活躍を見せています。
この記事では大会で優勝した「きままにおよぐデッキ」を紹介しつつ、「きままにおよぐデッキ」の戦い方やデッキ構築、採用必須のカード、相性の良いカードなどを解説していきます。
「きままにおよぐデッキ」は使っていてとても楽しくそして強いデッキなので、ぜひポケカプレイヤーの皆さんに使ってみてほしいですね!
「きままにおよぐデッキ」のメインポケモン(ケイコウオ、ジュゴン)
まずは「きままにおよぐデッキ」のメインポケモンを紹介します。
「ケイコウオ」の特性「うみのばんそう」は手札から自分の場の「きままにおよぐ」というワザを持つポケモンに水エネルギーを付けることができます。
そして「ジュゴン」はワザ「きままにおよぐ」を持っていて、「ひょうかいリターン」というワザで自分の場のポケモンについている水エネルギーを手札に戻した数×40ダメージを与えることができます。
「きままにおよぐデッキ」の詳しい戦い方は後ほど解説しますが、基本的には「ケイコウオ」の特性で「ジュゴン」(きままにおよぐを持つ)に水エネルギーを加速して、「ジュゴン」が高火力を出して戦うことになります。
なお、「きままにおよぐ」を持つポケモンは拡張パック「ロストアビス」で登場していて、「ジュゴン」の他にも存在します。
・ジュゴン
・ネオラント
・シードラ
「きままにおよぐデッキ」の構成
「きままにおよぐデッキ」の構成は下のような感じです。
(2022年7月15日にジムバトルで優勝した構築を参照させていただいてます。)
※デッキコードは「nQ9Pnn-z9iLQk-Lgn9NP」です。
新弾が発売されて早速大会で結果を残した「きままにおよぐデッキ」は非ルールでお手軽に作れるので初心者にもおすすめできますね。
最後に紹介しますが、今回紹介したデッキ構築の他にも相性の良いカードがあるので、自分なりにアレンジしてポケカバトルで使ってみるととても楽しめます。
「きままにおよぐデッキ」の戦い方
「きままにおよぐデッキ」の基本的な戦い方は、「ケイコウオ」の特性「うみのばんそう」で場の「きままにおよぐ」を持つポケモンに水エネルギーを加速して、「ジュゴン」の「ひょうかいリターン」で高火力を出すというものになります。
「きままにおよぐデッキ」で戦う時に重要になることやデッキに採用しているカードの使い方などを解説していきます。
1.水エネ加速のポケモンを場に揃える
まずは、「ケイコウオ」の特性で水エネルギーを加速するために、場にポケモンを揃える必要があります。
「ケイコウオ」は1体だけでいいので「クイックボール」や「レベルボール」を使用して早いうちに場に出しましょう。
また、「ケイコウオ」の水エネ加速対象のポケモン(上の構築だと「ジュゴン」)を場に出すために「クイックボール」や「レベルボール」で「パウワウ」を持ってきて場に出しておく必要があります。
その後、「しんかのおこう」などで「ジュゴン」を手札に用意しておき、早い段階で進化させられると完璧。
2.手札に水エネルギーを用意する
「ケイコウオ」の特性「うみのばんそう」は手札の水エネルギーを場の「きままにおよぐ」を持つポケモンに付けるという効果です。
そのため、手札に水エネルギーを用意しておかなければエネ加速ができません。
手札に水エネルギーを持ってくるには「たっぷりバケツ」などのグッズを使う方法があります。
他には「ビーダル」の特性や「博士の研究」などのドローカードを使用して手札に持ってくることも可能。
3.ジュゴンで攻撃、水エネルギーを回収の流れで戦う
「ジュゴン」の「ひょうかいリターン」は自分の場のポケモンについている水エネルギーを山札に戻した数×40ダメージを与えることができます。
現環境ではVSTARポケモンが多いので水エネルギーを7枚山札に戻せば280ダメージでほぼワンパン。
また、「きままにおよぐデッキ」は非ルールポケモンで戦うデッキなのでポケモンがきぜつしたとしてもサイドを1枚ずつしか取られません。
なので、そこまで焦らずにしっかりと水エネルギーを付けて攻撃していく戦い方が大切です。
「ジュゴン」の「ひょうかいリターン」で水エネルギーが山札に戻ってしまうので、再度「ビーダル」の特性や「たっぷりバケツ」などを活用して手札に水エネルギー回収しつつサイドの攻撃を狙いましょう。
4.予備のアタッカーポケモン(「ジュゴン」など)を用意しておく
「ジュゴン」は非ルールのポケモンで耐久力は高くありません。
攻撃ポケモンは「ジュゴン」が中心になるので倒されたときのためにベンチにも予備の「ジュゴン」を用意しておきましょう。
「きままにおよぐ」デッキで戦う際には、バトル場に「ジュゴン」、ベンチに「ジュゴン」1~2体、「ケイコウオ」1体、「ビーダル」1~2体、「マナフィ」1体(相手のデッキにもよる)を基本形としておけばいいと思います。
「きままにおよぐデッキ」に採用必須のカード
「きままにおよぐデッキ」はポケカプレイヤーによって構築の幅があるデッキですが、いくつか採用必須のカードもあると思います。
下で紹介しているカードはデッキに入れておくのが無難です。(採用枚数の増減は個人差あり)
多くのポケモンを場に揃える必要があるのでボール系カードは沢山デッキに入れましょう。
特に、たねポケモン(ケイコウオやパウワウ)を持ってくることができる「クイックボール」と「レベルボール」は採用必須。
「ジュゴン」(あるいはビーダル)を用意するために「しんかのおこう」も入れる方が良いです。
水エネルギー加速のために「たっぷりバケツ」も採用しておくべきで、他にはドローソースを豊富に採用しましょう。
「ふつうのつりざお」は「ジュゴン」や「ケイコウオ」、「水エネルギー」がトラッシュに落ちたときに再利用できるので絶対に入れておきたいですね。
「きままにおよぐデッキ」に相性の良いカード
「きままにおよぐデッキ」は今回紹介したデッキに採用されているカード以外にも相性の良いカードがあるので紹介します。
「きままにおよぐデッキ」は構築の幅が広く人によって全く違う特徴のデッキが出来上がると思うので、ここで紹介するカードを参考にしてデッキを組んでみてください。
「ゾロアーク」は特性「げんえいへんげ」でトラッシュの1進化ポケモンを場に出せるので、「ジュゴン」がトラッシュに落ちたときにすぐに再度「ジュゴン」を用意できます。
「ワタシラガ」は特性「わたはこび」を使うことで手札に基本エネルギーを持ってくることができて「きままにおよぐデッキ」ととても相性が良いですね。
「かがやくゲッコウガ」はドローソースとしてもアタッカーとしても使える水ポケモン。
トラッシュに水エネルギーを落としてしまうので「エネルギー回収」や「トレーニングコート」を採用したい。
「シロナの覇気」は非ルール中心のデッキだと毎ターン自分のポケモンがきぜつすることが通常なのでドローソースとして優秀。
「カイ」は水ポケモンとグッズを手札に持ってくることができるので水デッキ全般と相性が良いです。
「キャプチャーエネルギー」はたねポケモンを用意するのに役立つエネルギーで非ルールポケモンを中心とする「きままにおよぐデッキ」でも採用候補になりますね。
他にも汎用カードはもちろん相性が良いですし、「きままにおよぐデッキ」に入れて輝くカードも見つかるかもしれないのでぜひここで紹介したカードを参考にいろんな構築を試してみてください!
さいごに
「きままにおよぐデッキ」の戦い方やデッキ構築、採用カードの使い方などの紹介をしました。
新登場のコンセプトデッキながらいきなり大会で結果を残すような強いデッキで、しかも非ルールポケモンなのに高火力を出せて使っていてとても爽快感がある楽しいデッキです。
今後もバトル環境に残り続けるかもしれないので、この記事を読んでくださったポケカプレイヤーのあなたにはぜひ一度試してもらいたいですね!
今回はポケカプレイヤー向けに「きままにおよぐデッキ」を紹介しましたが、他にもポケカをやっている人に役立つ情報を多数発信しています。
いろんな記事を用意しているので、ぜひ他の記事も読んでくださいね!
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