ポケモンカードには、状態異常というものがあります。
ポケモンのゲームをプレイしていた人はイメージが掴めると思いますが、どく、まひ、ねむり、やけど等のことです。
ポケモンカードにも状態異常というルールがありまして、ゲームと同じように「どく」になったり「まひ」になったりします。
今回の記事では、ポケモンカードの対戦における「どく」のルール、回復する方法、「どく」を使う強いポケモンカードなどを解説していきます。
ポケモンカードを始めたての人で「どく」の効果や治し方がわかっていない人はこの記事を簡単に読んでもらえばわかるようになります。
ポケモンカード「どく」になるとどうなる?効果は?
ポケモンカードのバトル中にバトルポケモンが「どく」状態になると、そのポケモンは「どく」の降雨化として回復するまでダメージを受けてしまいます。
具体的には、自分のターンと相手のターンが切り替わるポケモンチェックのタイミングで、毎回ダメカンを「10」乗せ続ける必要があります。
例えば、HP40のポケモンが相手のターンに「どく」になると、2往復(相手→自分→相手→自分→相手、4回)でそのポケモンはきぜつしてしまいます。
後ほど紹介するように、「ガラルマタドガス」や「かがやくヒスイオオニューラ」など、「どく」で乗せるダメカンの数を増やすカードも存在します。
あと、ポケモンカードのバトルでは、「どく」になったらどく状態を示すために「どくマーカー」を乗せることになります。
ポケモンカード「どく」の治し方
それでは、「どく」状態になったポケモンを回復する方法について説明します。
基本的に、「どく」はそのポケモンが気絶するまで効果が続くので、自然回復することはありません。
もっとも、次のような方法で「どく」から回復させることは可能です。
一つずつ簡単に説明します。
ベンチに下げる
バトル場のポケモンが「どく」になったら、ベンチに逃がせば「どく」が治ります。
ベンチに下げるには、「にげる」か、「ポケモンいれかえ」や「あなぬけのひも」などのカードでバトル場から逃がすことができます。
逃げエネが0のカードであれば簡単に逃げられますが、逃げエネがたくさん必要なポケモンカードは逃げるのが難しいのでいれかえカードを使うのがいいでしょう。
進化させる
ポケモンカードのルールとして、ポケモンが進化すると状態異常はすべて治ります。
「どく」状態になったポケモンを回復するには、そのポケモンを進化させるのが一番早いです。
進化できるたねポケモンが「どく」になったら、「ハイパーボール」などポケモンを手札に持ってこれるカードで進化ポケモンを持ってきて、進化させてしまえば回復できます。
状態異常回復カードを使う
ポケモンカードの中には、「どく」などの状態異常を回復できるカードが存在します。
これらのカードを使用することでも「どく」を回復できます。
例えば、次のようなカードで「どく」から回復させることは可能です。
- ポケモンセンターのお姉さん(サポートカード)
- なんでもなおし(グッズカード)
- ガラルギャロップ(ポケモンカード)
本的には、進化させたりバトル場から逃がした方が手っ取り早いのですが、、、
一応「どく」などの状態異常を回復できるカードがあることは頭に入れておきましょう。
「どく」の重複など細かいルール
ポケモンカードのルールとしては、「どく」になるとダメカンを乗せる以外には、基本的に細かいルールはありません。
「マヒ」や「ねむり」のように逃げるやわざが使えないわけではないし、特性ももちろん使えます。
また、「どく」は他の状態異常と重複します。
一つのポケモンが「どく」、「やけど」、「ねむり」という3つの状態異常になることもあり得ます。
※ちなみに、「どく」と「ねむり」は他の状態異常と重複しますが、「ねむり」、「マヒ」、「こんらん」はこの3つの中で一つしかなりません。
「どく」を使うおすすめポケモンカード
「どく」を使うバトルで強いポケモンカードを紹介します。
大会でも多く見られるような強いカードも存在するので、手に入れておくと活躍するかも!
ガラルマタドガス
「ガラルマタドガス」はポケモンカードの大会でもよく見かける今日カードですね。
特性の「かがくへんかガス」で相手ポケモンの特性をなくすという邪魔もできますし、「バッドポイズン」で「どく」にできます。
しかも、「バッドポイズン」で「どく」になると、ダメカンが4個(40ダメージ)ずつ食らうので、相手は地味に辛いです。
「ムゲンダイナVMAXデッキ」、「ゲンガーVMAXデッキ」、「ダークライVSTARデッキ」など多くのデッキで採用されるカード。
なお、「ガラルマタドガス」は、拡張パック「反逆クラッシュ」やハイクラスパック「シャイニースターV」に収録されています。
ダストダス
「ダストダス」は特性で相手ポケモンを「どく」状態にできるカードです。
場にスタジアムカードが出ていると、わざを使わなくても相手のポケモンを「どく」にできるので、うまくやればわざダメージと「どく」ダメージでワンパンできます。
後で紹介する「ドクロッグ」や「かがやくヒスイオオニューラ」も組み合わせると割と強いカードになります。
なお「ダストダス」は拡張パック「反逆クラッシュ」やハイクラスパック「シャイニースターV」に収録されています。
ストリンダーVMAX
「ストリンダーVMAX」は相手が「どく」になっていると真価を発揮するカードです。
わざの「キョダイライオット」は相手ポケモンが「どく」状態だと、240ダメージを与えることができます。
わざを使った後のポケモンチェックでは「どく」のダメージも重複して与えることになるので、実質250ダメージです。
相手を「どく」にするカードを主体にデッキ構築するのであれば、火力枠として採用してみてもいいかもしれません。
こちらも後で紹介する「ドクロッグ」や「かがやくヒスイオオニューラ」も組み合わせるとかなり強いカードになります。
なお「ストリンダーVMAX」は拡張パック「反逆クラッシュ」に収録されています。
ガラルヤドキングVMAX
「ガラルヤドキングVMAX」は強力な「どく」わざを使用するカードです。
わざの「ダイゲキドク」はわざダメージ10に加えて、相手を「どく」状態にすることができます。
しかも、このわざで「どく」になると乗せるダメカンの数が12個になるので、実質130ダメージというわけです。
自分のターンまで返ってくるとダメカンを24個乗せることになるので、わざダメージと合わせて250ダメージ。
「ドクロッグ」や「かがやくヒスイオオニューラ」といった「どく」で乗せるダメカンを増やす効果を持つカードと一緒に使うと、大抵のポケモンは自分のターンが返ってくるときぜつします。
なお「ガラルヤドキングVMAX」は強化拡張パック「双璧のファイター」に収録されています。
ドクロッグ
「ドクロッグ」は他の「どく」を与えるカードと組み合わせると強力なカード。
特性の「ポイズンアップ」は相手ポケモンが「どく」になっていると、乗せるダメカンが2個多くなるというもの。
「ドクロッグ」を場に出しているだけで「どく」のダメージをアップできますので、「どく」を主体とするデッキには非常に使えます。
また一応わざの「どくのツメ」で相手ポケモンを「どく」にすることもできます。
(エネが多いのとコインで表を出す必要があるので、あまり実用的ではありませんが、、、)
なお「ドクロッグ」は拡張パック「ソード」に収録されています。
かがやくヒスイオオニューラ
「かがやくヒスイオオニューラ」も「ドクロッグ」と同じように相手の「どく」で乗せるダメカンの数を2個多くできるカード。
もっとも、「かがやくヒスイオオニューラ」の場合は進化が必要ないという点が使い勝手の良いところです。
またわざの「どくづき」を使用すれば確実に相手を「どく」にすることもできます。
(必要なわざエネは多いですが、、、)
最近の「どく」を使うデッキに採用される確率が高い良カードなので、持っていると役立つことも多いです。
「かがやくヒスイオオニューラ」は強化拡張パック「ダークファンタズマ」に収録されています。
さいごに
「どく」を主体に戦うデッキは多くはないですが、たまに大会でも見かけるので作ってみると面白いかもしれません。
特に(私のように、、、)、相手をじわじわ弱らせるような意地悪なデッキが好きなひねくれものにはうってつけです(笑)
「どく」をうまく使ってポケカライフを楽しみましょう!!
「どく」以外の状態異常についても以下の記事で解説しています!ぜひ参考にしてくださいね。
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